古くからの街並みが残る金沢は、加賀百万石の文化を堅実に発展させてきた街です。新幹線の開業で首都圏との距離が縮まり、観光都市としても成長しています。

そんな金沢では「家を持って一人前」という風潮が強く、今後遺される可能性のある親や祖父母の家があるにも関わらず、そのことを考慮しないまま新たに家を建ててしまうこともしばしば。その結果空き家を所有することになっても、壊すことも活かすこともできずに、放置してしまうことがほとんどです。

空き家バンク等のサービスがあっても、「住まい方」や「使い方」の選択肢が少ないままでは増え続ける空き家を活用しきれません。社会構造が大きく変革していく時代に、活用のアイデアごと提案することで、より多くの空き家が価値を持ち得るのではないかと考えています。

首都圏から発信するからこそ大きな流れとなり得る仕組みを、その街にいるからこそ持っている文化に寄り添った視点で運用する。

カリアゲ金沢は、金沢のこれまでをこれからに繋げる空き家活用を提案していきます。

（カリアゲ金沢を運営するカリアゲパートナー ： SWAY DESIGN）