株式会社SWAY DESIGN
私たちについて
SWAY DESIGNは永井菜緒が代表を務める一級建築士事務所。事務所名の「SWAY」は、「Sustainable way」(持続可能な方法)からネーミングしました。今すでに持っているものも、これから所有するものも。建築という資産を「持続可能なもの」にしていくことをテーマに掲げ、設計活動を行っています。
拠点としている事務所は、私の父が昭和50年代に建てた「実家」。4年間空き家になっていた家を父から譲り受け、事務所のフロントデスク兼そば屋としてリノベーションしました。中古住宅の改修事例として、見た目だけでなく、遺された資産をいかに活用していくか、または処分してくのかということを提示するショールームとして、活用しています。
空き家になる経緯はさまざまですが、私の実家の場合は、子どもの進学・独立、祖父母の他界といった家族構成の変化が理由であり、建築的な欠陥ではありませんでした。
「築年数」という判断基準では「価値なし」とされる建物でも、適切な調査と必要な改修を行えば、十分に使えるものがたくさんあります。なくなったのは「役割」。必要とされる役割とデザインを与えることで、“価値ある場”に成り得るのです。
建物状況の調査と判断、「役割」の選定、「役割」が継続するための仕組みづくり、収支計画など、さまざまな要素が相互に作用し合うことで、「場の価値」は最大化します。「売る・買う・貸す・借りる」だけでなく、「つくる」に携わる設計事務所だからこその視点で、持続可能な価値ある場づくりを提案していきたいと考えています。
サービス
店舗・住宅のリノベーション
あるものを活かしてあたらしいものをつくる、をコンセプトに既存物件の改修提案を行います。
目に見える部分だけではなく、見えない構造部分も含め、ご予算の中での最適化を目指します。
インテリアデザイン・家具コーディネート
照明や椅子、テーブルなど、設計初期から組み込むことによって、よりライフスタイルや事業運営にあった空間をつくることができます。既製品のコーディネートの他、造作家具や金物の特注製作も承ります。
不動産企画
現状のままでは貸しにくい、売りにくい物件にデザインやアイデアを付加し、
設計と概算工事費を併せてご提示します。また、物件の価値や課題を整理して費用対効果の
高い活用方法を提案します。
飲食店運営
誰に相談してよいのかわからない不動産や建築の悩みに答える場として、上記業務のフロントデスクを兼ねた
蕎麦屋を運営しています。店舗は築40年空き家になっていた実家。リノベのショールームとして、また様々な問題が絡む実家問題への実践提案の場所です。
不動産売買・賃貸の仲介
お持ちの不動産を売りたい貸したいという方と物件をお探しの方をお繋ぎします。築年数だけでは判断できない建物の状態について、インスペクション(建物状況調査)のご相談も承ります。