福岡県 物件ID : 2521

大正時代から生き続けた町家で新しい物語を紡ぐ

賃貸

4SLDK / 148.45㎡

担当者メモ

古民家カフェに最適 / 改装OK / 部屋数多い / 静かな環境です / 梁がいい / 町家

契約済

大庄屋の邸宅や武家屋敷など、江戸時代からの古い街並みが残る、福岡県大川市の小保・榎津(こぼ・えのきづ)地区。福岡県大川市は、福岡県で第3位の人口を擁する久留米市と、川下りで有名な観光地・柳川市、そして隣県・佐賀市に囲まれた場所にあります。木工・家具の街として有名で、その始まりはなんと室町時代(!)。

築100年は超えているだろうと思われるこの建物は、もともとは船大工を営む一家が建てたもので、大正12年(1923年)頃に現オーナーの祖父が取得して以降は、指物業(板を指し合わせて作る家具や小物)を営んだり、お茶屋さんとして使われてきました。

現オーナーのご家族が長く使ってきましたが、3年前から空き家に。この建物が紡いできた物語ごと生かしてくれる使い手との出会いを求めて、この度借り手を募集することになりました。

建物の状態は、昔ながらのファサードや商家らしい広い土間、立派な梁や古い建具、建築当時から残っていそうなカマドや風呂の跡など、趣はたっぷりですが、住居として使うのは、ちょっと現実的ではなさそう(一応、水回りは生きてます)。築年数故の建具の歪みや柱の傾きもあるので、多少のリノベーションは必須かと。間取り的にもお店として使うのが良いと思います。

2階や坪庭があり、通り庭を通ってかつての竈屋(カマドがある場所、つまり台所のような場所)がある町家造りは、カフェレストランなどの飲食店にも向きそうです。近くには同じような古い民家を改装した人気のベーカリーがあったり、築250年の建物を利用した老舗お酢屋の直営レストランなどもあり、柳川城跡からも車で20分圏内と近いので、地元の方だけでなく、観光客の利用も視野に入れられそうです。敷地内には駐車場がないのですが、裏に現オーナーのご親族の家があり、そちらの土地を利用できるとのこと。

また、大川市では「街なみ環境整備事業」を導入しており、伝統的町並みと調和した一般住宅等の外観の修理に要する費用や、構造耐力上必要な部分に係る経費に対して助成を行っているので(※)、こちらの利用も検討したいところ。

建物状態は良好とは言えませんが、今の時代ではつくることができないこの造りと、長きに渡って紡がれてきたストーリーは、唯一無二のもの。物語の続編を紡いでくれる方との出会いを待っています。

家賃
所在地 福岡県大川市小保
交通

西鉄天神大牟田線 西鉄柳川駅まで車で15分(8.4km)、JR長崎本線 佐賀駅まで車で30分(11.3km)

間取り 4SLDK
延床面積 148.45㎡
家賃
所在地 福岡県大川市小保
交通

西鉄天神大牟田線 西鉄柳川駅まで車で15分(8.4km)、JR長崎本線 佐賀駅まで車で30分(11.3km)

間取り 4SLDK
延床面積 148.45㎡
種別 戸建 / 店舗
築年月 不明(1923年以前)
構造 木造
設備

電気・水道・プロパンガス・浄化槽

改修指定箇所
契約期間

相談

使用可能用途 店舗 / 事務所 / 住宅
特徴 改装OK
レトロ感あふれる
土間あり
古民家

お店向き

備考

※福岡県大川市「街なみ環境整備事業」助成制度について
助成を受ける際は「大川市街並み環境整備事業補助金交付要綱」で定めた修理基準・修景基準を踏まえ、「大川市街並み環境整備事業専門委員会」の指導・助言の下、修理を実施することになります。

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