地方在住のオーナーが縁あって購入したという、東京都北区王子本町に建つ小さな平屋。建坪は約8坪、周辺は未舗装の路地が入り組み、個人宅が建て込んでいるという状況で、すぐに建て替えして活用するのは現実的でなく、既存のまま活用する手立てを求めて、カリアゲJAPANへご相談くださいました。
大正時代に建てられた建物は古く、そのままではとても使えない状態でしたが、最寄駅は「王子駅」で京浜東北線、南北線、都電荒川線が利用可能、埼京線の「十条駅」も徒歩圏内という至便な場所にあり、公園に隣接しているという好ロケーション。改装して再生すれば賃貸住宅として活用できる可能性が感じられたため、カリアゲJAPANのパートナーが物件を借り上げ、自社負担で改装して６年間サブリース運用する『カリアゲ』で、再生し活用させていただくことになりました。
約築100年という物件は、柱や梁が歪み、壁や床も穴が朽ちて穴が空くといった状態から、構造補強して水平垂直を正し、お風呂場以外の床・壁・天井を断熱化。トイレ、ウォシュレット、洗濯機置き場、洗面、キッチン、追い焚き機能付きの給湯器を新しい物に入れ替えました。玄関には自転車などが置けるように広い土間を設置。居室は小屋裏を現しにして、平面面積以上の広さを感じられるような空間に再生しました。
さらに、設計施工のプロがサブリース大家として賃貸管理も行う『カリアゲ』の特徴を活かして、入居者による「DIYも可」という条件を付加。東京都北区のワンルーム家賃相場よりも少し低めの賃料設定で募集を開始したところ、すぐに入居者が決定しました。
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